背中から見えてくるもの(辛口)
2016-11-14


昨日の日曜日は、定期テスト前の教室開放。
参加は任意。塾で勉強したい人だけ来てもらってる。

基本的には自習というか、めいめいの課題に取り組んでもらう。

彼らの勉強している背中を見ていると、いろいろ見えてくるものがある。
やはり集中している生徒は、動きが少ない。黙々と課題をやっている。
かたや、ちょこちょこ動く生徒もいる。勉強しないといけないのはわかっているが、どうしても本能の部分で葛藤しているのがよくわかる。

あとは、ただ漫然とやっている生徒。
言われたことだけなんとなくやっているパターン。

こういうのは一見するとまじめにやっているように見えるが、厳しい言い方だが、単にやっているだけ。

提出点はまあまあだが、実際のテストの点にはあまり反映されない。

これは、追い込んでまでやることはないので、キチンと覚えなければならないところを詰め切れていない。
本当に理解するまでやってないのが原因。
暗記というのは、ただ漫然とやるだけではダメ。やり方はいろいろあるだろうが、紙に書いてみるとか、ブツブツ唱えてみるとか、端から見ていて鬼気迫る勢いでやる様子がないと、なかなかものにならない。

で、漫然とやって試験が迫り時間がなくなってくると、「まあいいや、次頑張るから」と安易に妥協。
今自分を追い込めないのに次が来ることはない。

これでも高校受験は突破できるが、問題の先送りは余計にこじらすまで。大学受験では通用しません。

そういうことをいくら言ったとしても、頭でわかっていても、実際の行動まで変わることは少ない。
人間の習慣というのは、そうそう変わらない。

まあ、そういうのをひっくるめての中学生なのだが。

悩みますよねえ。

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